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開校100年 きたれ、バウハウス
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東京ステーションギャラリーで「開校100年 きたれ、バウハウス -造形教育の基礎-」展を見ました。
コロナで日時予約制になっているのは、予定を決められるのが好きじゃない僕のような人には面倒です。
でも、行ってみると人数制限されているので見やすく、それはそれでいいでした。
まあ、バウハウス展なんてどうせ見る人少ないんでしょうけれど。

バウハウスの展覧会は時々忘れた頃にやっています。
僕が前回行ったのは、少し前の無印良品での展示でしたがあまりに貧弱で、見に行った方が恥ずかしくなるような内容でした。
まともなものはそれより大分以前の東京藝大での展覧会だったと思います。
バウハウスの作品はよく知っているし新たに増える事もないので何度も行く必要ないのですが、なぜか行きたくなるのですね。
(僕にとってはイタリア未来派やロシア構成主義も同様です。)
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さて、バウハウスは1919年から建築を主軸にデザインや美術などを総合的に教えたドイツの学校です。
言葉の意味はドイツ語で「建築の家」。
校長の建築家ワルター・グロピウスを中心に、ワシリー・カンディンスキー、ヨハネス・イッテン、パウル・クレーなど前衛芸術家の講師陣で始まりました。

教育内容は先進的で実験的、以降の近代デザイン成立に重要な役割を果たしたと言えます。
つまり、過去のゲージュツをかったるく教えていたのではなく、教師自ら前衛芸術の最前線にいたのですね。
その後、ハンネス・マイヤー、ミース・ファン・デル・ローエが校長を務めましたが、ナチスの弾圧を受け閉鎖しました。
という事で、「開校100年」は去年じゃないですか!(結論)

まあ、それはいいとして・・・
今回の展覧会は、バウハウスの基礎教育に焦点を当てた展示のようでした。
それなりに頑張った内容なのですが、自分にとっては新味が無いので、どうしても確認的な見方になってしまいます。
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そんな中で面白かったのは、オスカー・シュレンマーのトリアディッシェス・バレエの再演フィルム。
実際の舞台での再演を原宿で見た事がありますが、それとも違った内容で楽しめました。
30分の異様なフィルムを小さめの画面で立って見ているのは苦痛かもしれませんが、なかなかお目にかかる機会のないものなんで我慢しましょう。
TRIADIC BALLLET
展示の最後に、バウハウスで学んだ日本人たちの作品がありましたが、「君達は何を学んだんだ。」というガッカリな後味でした。
また、作品の出品元にやたら(ハウスメーカーの)「ミサワホーム」と書いてあり、これもなぜかガッカリな感じがしました。
図録は、図版が小さく魅力に欠けたので買いませんでした。

ところで、イギリスのポスト・パンク・バンドにバウハウスなんてのがありましたが、ちょっと気恥しい名前でしたね。
ほとんど関係ないか・・・。

KS

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[2020/08/06 13:04] | 建築 | page top
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