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BLUES FOR ALLAH
BLUES FOR ALLAH
GRATEFUL DEADの1975年のアルバム「BLUES FOR ALLAH」を紹介します。

当時、若い音楽好きは(しょっちゅう高価なレコードは買えないので)FM放送をよく聴いていました。
あるFM番組でロック評論家の渋谷陽一がこれを褒めていたので、何故かそれを信じて買ってみたのです。
二十歳を過ぎればロックなんか卒業だと思っていたので、「二十歳過ぎてロック評論家なんてこの人大丈夫なのかな?」などと友達と余計な心配をしたのも覚えています。

話は逸れましたが、グレイトフル・デッドは60年代半ばから活躍しているアメリカ西海岸のジャム・ロック・バンドです。
日本での知名度はイマイチでしたが、アメリカでは伝説的なバンドです。
中心メンバーでカリスマのジェリー・ガルシア君が死亡してバンドは1995年に解散しましたが、その後も時々再結成ライブを行っていたようです。
ファンはデッド・ヘッズと呼ばれ、ヒッピー・ムーヴメントの頃からず~っとバンドと強い絆で結ばれていました。

さて、ジャム・ロック・バンドだと言いましたが、それっていったい何でしょう。
Wikipediaによると「リズミカルなグルーヴと和音進行に乗せて演奏される長い即興演奏(ジャム)と、さまざまな音楽ジャンルの混交を特色とする。」とあります。
「じゃあ、そもそもジャムってなんだ?」っていうと、パンに塗るジャムが由来という説があり、この用法の誕生は1929年だそうです。

このバンドは、ライブを重視し即興演奏が延々と続く、という60年代後半から70年代の巷のバンドの特徴のひとつをず~っと持ち続けていたのです。
そして、それを何十年も支持し続ける世代を超えたファンがいた訳です。

[これは1968年のセカンド・アルバム「ANTHEM OF THE SUN」のジャケット]
ANTHEM OF THE SUN
アメリカはメジャーな音楽産業とは別に、変に個性的な嗜好の人も多いので、このようなジャム・バンドは今でも沢山あります。
流行とは関係なしに、自分の好みのものを聴いたり演奏している人達が結構いるんですね。
案外アメリカに「時代遅れ」という言葉は不要なのかもしれません。

[これは1969年のサード・アルバム「AOXOMOXOA」のジャケット]
AOXOMOXOA.jpg
アルバム「BLUES FOR ALLAH」の説明がなかったですね。
バンドはサイケからカントリー・ロックなど音楽性を少しずつ変えていきますが、このアルバムはそれらのバランスがとても良い作品です。
初期のサイケデリックな浮遊感も蘇っていますので、そのあたりも楽しめると思います。
一般的に言われる代表作ではありませんが。

注意:ジャケットの印象からハードロックやヘビーメタルかと思うかもしれませんが、そうかと思って聴いたら腰砕けになるでしょう。

KS

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[2020/09/29 08:13] | 音楽 1 | page top
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