![]() ![]() MO邸改修のキッチン部分の説明の最終回です。 上の写真が改修前、下の写真が改修後で、ほぼ同じアングルです。 どちらもキッチンをLDK(改修前では和室)から見たところです。 対面型キッチンですが、吊戸棚が無いので、大きく開口が空いています。 これは、奥様の長年のご希望で、来客時にもお料理を作っているときにも、ひとりぽつんと蚊帳の外にいるのではなく、ご自分も会話に加わりながら、楽しくいっしょに過したい!ということでした。 しかし、完全にフルオープンの対面式キッチンでは、突然の来客時や片付いていない時には、あたふたしてしまいます。 そんな時には、この開口部に上からロールスクリーンをさっと降ろせば大丈夫。 (写真の薄いグリーンのように見える天井のラインが、ロールスクリーンです。) 「簡単に片付けられる」ということも大事ですが、「一瞬で隠せる」方法が建築に備わっているととても便利なのです。 キッチンのLDK側は、扉付収納と飾り棚になっています。 収納には、コップや取り皿など、テーブルで必要なものを入れておくと、とても便利です。 これも、「おしゃべりしながらお茶の準備」ができる工夫のひとつです。 KS |
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