
最近お気に入りのめぐろパーシモン小ホールで音楽を聴いてきました。
昔、トルコをバスで半周した時からイスラム文化に興味が湧きました。
街に流れるアザーン(礼拝への呼びかけ)もエキゾチックで良いでした。
テレビで見る、ラマダンの後の美味しそうな食事も羨ましい限りです。
世界を見渡すと、東アジアの大陸は日本と共通点が多いし(というか源)、欧米は情報が多いので新味に欠けます。
そうすると、興味の対象はインド、東南アジア、中南米のラテン、アフリカ、そして中近東イスラムになりました。
(文化や旅行の話です。)
インドと東南アジアは何度か行っているし音楽もよく聞くので、残りは・・・ということですが、行くのにお金がかかるし、政情なども不安定そうなので、今回は近所のホールで音楽だけにしました。
「ペルシア」は勿論「イラン」のことですね。
「ペルシアの市場にて」など子供の頃から皆さん馴染みがあるのでは。(今回全く関係ないですが・・・)
期待が高まります???
前半はトリオ構成で、背もたれの無いソファーのような椅子に座り、廻りにはペルシャ絨毯が立て掛けてある中での演奏です。
特に写真右のタールという弦楽器が、シタールとギターの中間ぐらいの音を出し、旋律と相まってとてもサイケデリック。
弦が6本で扱いやすそうなので欲しくなりました。
簡便なステージ設定ながら雰囲気も出ていて、申し分ありませんでした。
写真中央がボーカル、左がパーカッション。

後半はセクステットのバンドで、より期待が高かったのですが、曲調は何となくタンゴを感じさせるものが多く、私の好みではありませんでした。
とは言え、馴染みのうすい音楽だったので、十分楽しめました。
バンドの構成は、ボーカル、ピアノ、ウッドベース、パーカッション、フィドル、ギター(時々ウード)。

時々、このような踊りが入りました。
世界中、演奏の合間に踊りが入る、という構成は多いですね。
よく見るとみんな日本人、プロではないようでした。
正直言ってあまり上手くない。
妻は、日本人のプロポーションがイマイチ衣装や踊りに合っていない、と手厳しいでした。

次の写真は本場イラン出身のプロのダンサーで、迷いの無い力強い踊りを披露していました。
日本語も上手い。

予想以上に興味深いショーで、特に小編成でサイケな前半が良かったです。
妻は、ペルシアはペルーのことだと本気で思っていたようで・・・そんな感じで見ていました。
KS