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新たな生
ダイアローグ1 「新たな生」崔在銀展-
銀座メゾンエルメスフォーラムで「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ ダイアローグ1 『新たな生』崔在銀展」という展覧会を見ました。

この人は自然と環境をテーマに作品を作ってきたアーティストだそうです。
今回は4つぐらいのコーナーに分けて新作を含めた作品が展示されていました。

次の写真は新作で、白化した沖縄のサンゴを積み上げたもので、そのてっぺんに割れた鏡の破片が散らばっています。
言いたいことは分かります。環境破壊ですよね。
でも、ぱっと見ためには単に石ころが積んであるだけなのかと思いましたよ。
作品そのものが美しくないのです。
最初の写真の方がまだアートとしての美しさがあると思いました。
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次は大地の土を水に溶かして和紙(?)に写し取ったもののようです。
大地の記憶でしょうか。
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次は一風変わった作品です。
木材の廃材が積み上げられており、その上に押し花が貼られた和紙で作られたランプが吊り下げられています。
下が無造作に積み上げれた木材なのに、ランプはやけに工芸作品っぽくまとめられており、この二つの組み合わせには強い違和感があります。
よく見ると、この部屋の外壁のガラスブロックはすべて灰色の和紙でおおわれています。
灯りの柔らかい光を際立たせるためでしょうか。
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そして壁にはこれもまた押し花と和紙でできた平面作品が掛けられています。
つまり、木材・花・和紙、それらは元はみな植物であり、それが姿かたちを変えて展示されている、そういうことでしょうかね。
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次は、(これが一番驚いた作品なのですが)写真ではなんのことやらさっぱりわからないでしょう。
韓半島(朝鮮半島)の北と南の国境にある非武装地帯の自然をよみがえらせるプロジェクトなのだそうです。
具体的には、この辺りは地雷などが埋まっており、野生動物は生息していますが、人間は立ち入れない地域です。
そこに人工的に高床式の通路を設けて、歩けるようにするというものです。
国境の端から端まで、韓半島を横断するものです。
通路の途中には、自然素材でできたタワーがあり、その制作には坂茂など著名建築家も参加しています。
これって、今現在どこまで実現したものかよくわかりませんが、壮大なプロジェクトであることは間違いありません。
しかし、北朝鮮が手をこまねて見ているでしょうか?
地雷地帯に工作物を無事に作れるのでしょうか?
祖国統一のきっかけになって欲しいという彼女の願いはかなえられるでしょうか?
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SS

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[2024/01/22 10:52] | アート 4 | page top
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