![]() イギリスはスコットランドのミュージシャンMILLER ANDERSONの1971年のアルバム「BRIGHT CITY」を紹介します。 ミラー・アンダーソン君なんて名前・・・聞いたことないかもしれませんね。 何者かというと、ギタリスト兼歌手で曲も作るロック・ミュージシャンです。 ブルース、ロック、ジャズの要素をミックスしたアグレッシブなキーフ・ハートリー・バンド(このバンドについてはそのうち改めて)のメンバーでしたが、脱退後にこのソロ・アルバムを発表しました。 それが何とも素晴らしい出来なのですね。 歌も演奏も曲作りも・・・。 ![]() ミラー・アンダーソン君は前述のキーフ・ハートリー・バンドでもフロントマンのような活躍でしたが、ソロではそれとは違うお顔を見せておられます。 彼がそれまでに培ってきたであろう、ブルースだけじゃない様々な音楽のエッセンスが練り込められた穏やかなアルバムなのです。 60年代と70年代の音楽がいい塩梅に混ざり合っている感じもなかなかです。 勿論、基本的にロッカーなのでロックの熱さも時々。 リード・ギタリストがソロ・アルバムを作る場合、ギャンギャンとエレキを弾きまくるケースも多いのですが、このアルバムは言われなければ彼がギタリストなのかさえ分からない奥ゆかしさです。 是非聴いていただきたい素晴らしいアルバムだと思っています。 こんな音楽を聴いていると英国ロックの深い森にハマって出られなくなってしまいます。 敢えてハマりたい人はこういうの↓も読んで迷子になってください。 ![]() KS |
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