![]() ガイア・アソシエイツで設計したRM邸の続きです。 最初は3階建てを考えました。 床面積をできるだけ取り、余裕部分を賃貸面積に充てる為です。 北側斜線に加え日影規制がかかるので、模型写真のようなボリュームになります。 全体に流れるような曲面の大屋根をかけようと思いました。 勾配屋根のかかっていない部分は広~いバルコニー的に使用できる陸屋根です。 外観は纏まっていますし、面白そうな内部空間や半外部空間が作れそうでした。 ![]() 気に入った案でしたが、高さ方向を精密に検討してみると、階高(床から上階の床までの高さ)が思ったより取れず、床から梁下まで1.9mしかない事が分かりました。 建築主は許容内の高さだという考えでしたが、設計としてはもう一度ゼロから別案を考え直す事にしました。 階高の設定は、これによって天井高が規定されてしまうのでとても重要です。 後から変更することはできないので、慎重に決めなければなりません。 続く。 KS |
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