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DESIGN FESTA
DESIGN FESTA 57 2-
東京ビッグサイトで「デザインフェスタ」というものを初めて見てきました。
大盛況・・・入口は長蛇の行列で入れないかと思ったぐらいでした。
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チラシには「INTERNATIONAL ART EVENT」などと書いてありますが、ファッション、映像、書籍、音楽、絵画・イラスト、写真、立体・工芸、雑貨、インテリア、アクセサリー、フィギュア、パフォーマンスなどジャンルはごった煮です。
オリジナルであれば無審査で誰でも参加できる「自由に表現できる場」なのだそうです。
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東京ビッグサイトには建築関係のメッセを見に時々行くのですが、雰囲気が全く違いました。
今回はとにかくブースの数が多いです。
逆に言えば、ひとつひとつが1畳ぐらいで狭いのです。
それから熱気。
個人が打ち込んでいるものから出る熱気というのは、メーカーなどのブースの売り込みとは桁違いです。
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ブースを大きく分けると、アート的なものと商売的なものに分けられそうです。
アート的なブースは、絵画やイラストなどが基本で、多くはサブカルチャー的で手作り感があり興味が湧きました。
自己の作品の関連商品として缶バッジ、Tシャツなども売っていました。
商売的なブースは、アクセサリーやバッグなどの商品の販売を前面に出していて、手作り感のあるものは良いのですが、業者が売ってる感があるブースも多々ありました。
そういうのはフェスの主旨に合うのかな、と首をかしげました。

とにかくエリアが広くブースが多いので、見て回るのに時間がかかりましたが、その他に気がついた事は・・・。
外国人のブースがありました。
他と何となく感じが違っていて面白いので、どんどん増えて欲しいですね。
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ヘンテコな恰好をした人達のブースもありました。
気が付けば、行きかう人もコスプレをしていたりフツーの関西弁のおばちゃんもいたり、来場者もごった煮です。
それはそれで幅広い層が集まっている事なのでGOODでしょう。
今までの巷での集客というと対象を絞る事(若い女性がターゲットなど)が為されてきましたが、人口も減るこれからは多様な人達を取り込む事が大切でしょう。
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ライブペイントというのがあちこちで行われていました。
文字通りその場で壁面に絵を描いていくのです。
初日に行ったので始めたばかりでしたが、壁面に描くのって案外難しいし、これは見ものだと思いました。
イラストや漫画はデジタル化が進んでいますが、このように手で描く事を大切にする企画は好感が持てました。
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あちこちで音楽のライブもやっていました。
アニメソング的なものばかりかと思えばそうでもないようで、インドの民族音楽っぽいものや意味不明なものも演奏していました。
(それらもアニメ由来かもしれませんが。)
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ワンコインランウェイというのがあり、500円払って赤い絨毯を歩きながら(ファッションショーのように)自己PRをしていました。
プロの声優が一緒に(例の耳につく声で)アピールしてくれます。
主に自分のブースの宣伝をしていましたけれど、やりようによっては面白い企画かもしれません。
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ところで、チラシに「デザフェスで出会う クリエイター×来場者」とありますが、店(ブース)の人と客とに(疑似的に)分かれるので、それが自然に可能になっていました。
これなら初対面の人と話すのが不得意なアーティストにも敷居が低いのではないでしょうか。
僕も、渡された名刺(どれも良いデザイン)でいっぱいになってしまいました。

・・・というわけで、どんな事をやっているのか分からず行ったのに十分楽しめました。
「日本のサブカルチャー(だけじゃなかったけれど)、改めて恐るべし」ですね。

このフェスは年2回あり、次回は11/11・12だそうです。
興味のある方は要チェック。

KS

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[2023/05/21 08:09] | アート 3 | page top
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