![]() 馬車道にあるBankART KAIKOで「都市デザイン横浜展」を見ました。 しかし地味なポスターですね。(流石お役所仕事) これを見て「面白そうだから見に行こう!!」とはならないと思うのですが。 みなとみらい線馬車道駅で降りると、こんな感じで大きな写真が展示してあり期待させます。 おお、わが町横浜!!見どころも多いし、ちょっと行ってみようかという人もいるかも。 ![]() で、実際の会場はこんな感じです。 土曜日だったせいか、なかなかの盛況であります。 (写真では人を入れないように撮ったので、がらんとしていますが。) ![]() 一番人だかりがしていたのが、この模型です。 横浜を一望できる規模のもので、ああ、ここはみなとみらいだ!ここは中華街だ!と楽しめます。 しかし・・・!よく見ると随分と年季が入っているように見えます。 どこかで使ったものをずっと使い回しているような。 建物の屋上は航空写真を貼り付けたようになっていて、ちょっとがっかりします。 せめて海ぐらいはつぎはぎの写真じゃなくて、もうちょっと海らしく作って欲しかった・・・。 ![]() こちらはもっと縮尺の大きな建築模型です。 作るのは大変だったろうとお察しいたしますが、なんか愛想がないなぁ。 これがどのくらい横浜の建築群の中で重要なのか、魅力があるのか、伝わってこないです。 「なぜこれを大きな模型にしたのか」が分からない。 ![]() そして展示全般に言えるのですが、なんとも固くて面白みに欠ける。 いかにも小役人が考えたという感じ。 横浜ほど見どころの多い、プラプラ散歩するのに適した街は無いと思うのに、そういう魅力が全然伝わってこない。 ![]() さて、帰りに寄ってみたのですが、横浜の都市計画の保存と再利用の成果はこういう所に出ています。 船のドッグ跡ですが、こういう面白い場所が街中にあるのに、さっきの展示ではこの後それを見に行こう!!という気も起らない。 ちょっと残念な展覧会でしたねー。 ![]() 余談ですが、横浜が開港したのが1859年、みなとみらい地区ができたのが1959年。 息子が小さい頃、時々みなとみらいに連れて行ったのですが、その頃は立派なビルは建っているのに、日曜でもひと気が無くて、空地も結構あってガランとしていました。 「なんだか寂しいところだなぁ」と思ったものですが、それを思うと今日の賑わいは隔世の感がありますね。 SS |
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