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SOLARIUM
アピチャッポン・ウィーラセタクン Solarium-
日暮里のギャラリーSCAI THE BATHHOUSEでアピチャッポン・ウィーラセタクンの「Solarium」という展覧会を見ました。
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最初の絵(?)を見て「なんじゃこれは?」と思ったのですが・・・
この人はカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した映画「ブンミおじさんの森」の監督ですね。
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映像だけを見ている分には、ずっと「なんじゃこれは?」。
実はヘッドホンがいくつか壁に掛けられていて、「ヘッドホンを付けて見ても、付けずに映像だけを見ても、どっちでもいい」とあったのですが、全て他の人が使っていたので、やむなくヘッドホンなしで見始めました。
途中でヘッドホンが空いたのでさっそく付けて見ましたが、「ズンズンズンズン・・・・・・」という振動音が続くだけでありました。
なあんだ、これじゃあ確かにあってもなくてもいいね。
映像は、ひとりの目つきの悪いおじさんと宙を舞う目玉のみ、登場します。
なんでも盲目の妻を救うため、患者の眼球を盗んだ狂気の医師のお話しで、暗闇の中で自身の眼球を探してさまよう男の姿を映し出しているそうです。
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最後の方は、まるで鬼太郎の目玉おやじが術を使ったかのように画面中に目玉が溢れて、やがて朝が訪れると男も目玉も消えていきます。
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特筆すべきはその見せ方で、ホログラム・フィルムが貼られたガラスパネルに映像が映るのですが、これを裏と表の両方から見ることができます。
しかも両側ともガラスパネルの映像が鏡のように床にも映し出されて、なんとも不思議な見え方です。
この監督は、映画の見せ方そのものを含めて新しい表現を模索しているようです。
今後もおもしろい映像を見せてくれることでしょう。

SS

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[2024/04/15 11:44] | アート 4 | page top
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