![]() カナダのロック・バンドMEN WITHOUT HATSの1982年のアルバム「RHYTHM OF YOUTH」を紹介します。 彼らはいわゆるニュー・ウェイヴ・バンドですが、当時人気のあったMEN AT WORKのパロディーみたいなバンド名からしてインチキ臭いと思っていました。 けれども「SAFETY DANCE」というこれまた馬鹿げた名前の曲が大ヒットしました。 このアルバムに勿論入っています。 当時、このミュージック・ビデオをテレビで見るや否や速攻でレコードを買いに行きました。 危ないセンスを感じたのです。 第一印象からウェールズの変態バンドだと思い込んでいたんですが、全く違っていてカナダ(その上主要メンバーはアメリカ出身)産でした。 レコードを買って分かったのですが、バカげたジャケットもLPサイズだと迫力があってなかなか良いのです。 よく見ると、文字も細々デザインされています。 標識のイラストがイマイチなのが残念ですが。 とにかく頭の中でグルグル回る素晴らしいメロディー、痙攣した「シェー」のようなアホ踊り、そしてヤバイ目つきが気に入りました。 アルバムとしては他にも良い曲が幾つかあり、全体的に前のめりで良好な出来だと思いました。 メンバーの写真を見ると、ビデオの老獪な印象とは違い若かったんですね。 ![]() このバンドのめぼしいヒットは、残念ながらこれ一発だけだったように記憶しています。 こちらとしては、この手の音楽を沢山聴きたい訳じゃないので、このアルバム1枚で十分でしょうか。 (聴く側は勝手なもんです。) KS |
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