![]() イギリスのフォーク・ロック・バンドECLECTIONの1968年のアルバム「ECLECTION」を紹介します。 彼らのアルバムはこの一枚だけです。 後にフェアポート・コンヴェンションに参加するトレヴァー・ルーカス君やジェリー・コンウェイ君がいましたが、そういうトラッド・ロックとは音楽性が異なります。 カナダ、オーストラリア、ノルウェー生まれのメンバーもいたので、純粋にイギリス的ではないのかもしれません。 アメリカ西海岸のフラワー・ムーブメントの音楽と言っても不思議に思わないでしょう。 そういうサイケデリックなムード満載のとても良いアルバムなのです。 中でも「VIOLET DEW」は素敵な曲です。 ![]() 60年代当時のロック・アルバムって、折角良いバンドなのに「虹の彼方に」とか「おおスザンナ」とかクソな曲が混じっている事がよくありました。 レコード会社の意向なのか、本人達が一本調子になるのを心配したのかはよく分かりませんが、結構ガッカリな事です。 トム・ハンクス監督の映画「すべてをあなたに」でもそんなガッカリな裏話がありましたね。 ![]() このアルバムもデビュー・アルバムなので外野からあれこれ的外れな要求がでそうなものなのですが、そういったものは見当たらず全体的によくまとまっていると言えるでしょう。(微妙なジャケットを含めて) KS |
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