![]() 銀座のポーラミュージアムアネックスで木村英樹という人の「大人のストリートアート」を見ました。 なにも予備知識なくぶらりと入ったのですが・・・これが意外と良かったのです。 入口に飾られたお祝い花の立札に芸能人関係の人が多く、???と思いましたが、経歴を読んでふうん、そうかと納得。 スタートはロックの音楽プロデューサーで、還暦を迎えてから絵筆を取って描き始めたという異色のアーティストです。 なんでも「アトリエでカンバスに向かうのではなく【ライブ】な街に絵を描きたい」そうで、その言葉の通り京都・青蓮院門跡 華頂殿の襖絵から京都市動物園、関空、樹木希林の家の板戸に至るまで、さまざまな場所にその制作を展開しています。 と、ここまで書いて改めて作者の経歴を調べると・・・。 なんと、京都市立芸術大学図案科卒業後、同大で講師を勤める、とあります。 うわうわうわ、またまた先輩です。 しかも図案科というのは現在のデザイン科のことで、まるまる私の先輩ということになります。 で、次は入口の「Carps is Dragon in Heaven」。 登竜門ってことですかね。 鯉が泳いでいる様子に勢いがあって涼やかです。 ![]() と思って振り返ると、その裏は極彩色の別の作品群でした。 鮮やかな演出です。 ![]() 次は象であります。 赤・白と対になっていますが、どちらも額をはみ出して飛び回っています。 これぞライブな象の舞!? ![]() 次は女性のポートレイト風です。 壁面に飾るオーナメントでしょうか。 ![]() 次はぐっとおとなしくなっています。 というより他の作品があまりに勢い良すぎるので、比べるとおとなしく映るのでしょう。 ![]() ともあれ、今年81歳の大先輩、これからもますますのご活躍をお祈りいたします。 わたしも見習って、いくつになっても意欲的に創作活動を続けたいと思います。 なんてね。 SS |
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