![]() 近所にあるKATSUYA SUSUKI GALLERYで「烏丸由美展 温故知新」を見ました。 ときどきぷらっと覘くギャラリーなのですが、多摩美出身の人が多く取り上げられているのかなぁと思っていました。 ところが、今回の方は、本人が積極的に作品解説をしてくださったのでふんふんと説明を聞くうちに、京都市立芸術大学出身ということがわかりました。 つまり私の先輩です。 その上、共通の友人に京芸の懐かしい人たちが多々いて、「世間は狭い!」と感激しました。 さて展示ですが・・・。 今回の作品は金色のバックにボッティチェリ、ピエロ・デッラ・フランチェスカ、ファン・エイクなどなどイタリアのいにしえの作家のオマージュに日本の江戸時代の絵画をプラスして、独自の世界を創り出したのだそうです。 江戸時代かどうかは分かりませんが、色やモチーフに日本画の世界を感じます。 岩絵具のようにも見えましたが、アクリル絵の具、鉛筆、ペンで描かれているそうです。 ![]() 次の写真のように点在させて展示すると、1枚1枚で見るよりポップな感じがします。 ![]() 金色シリーズの向かい側には、和紙に描かれた大きな作品が2点ありました。 写真ではあまりはっきりしませんが、こちらも鉛筆、ペン、アクリル絵の具で描かれた東洋と西洋が合体して融合した世界なのだそうです。 特に手前の作品は、日本画の世界に近いように感じました。 ネオ・日本画?! ![]() この他にもパフォーマンスもいろいろされていて、それも映像や本で見せてもらいました。 ・・・が、ご本人が(黒澤明の映画に出てくる)京マチ子のような雰囲気でした。 パフォーマンスは結構おどろおどろしい世界です。 SS |
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