私たちが考えた変なもの「OVI」の紹介です。
(過去のOVIの記事はココをクリック) ガイア・アソシエイツのホームページにも掲載されているのでご覧ください。 今回は「THIS IS MY TRUSTWORTHY RIGHT HAND」です。 大学院に通っていた頃、自分の右腕を歯医者のようにシリコンで型取って、それに石膏を流し込んだ事がありました。 そのまま長い間忘れていましたが、ある時これを使って何か作ろうと思い立ちました。 最初に考えた案がこれです。 白い石膏の腕の爪を黒く塗って、腕の切断面には骨や血管の切れ端を付けようかと。 ![]() それだけじゃ面白くないので、暫く経ってこんなのも考えました。 腕をピンクに塗って、腕時計をはめさせれば置時計になります。 時計は色々変えられますしね。 そして、腕自体は孫の手、指に鉛筆を挟ませ、腕の部分に目盛りをいれて物差し、腕の切断面に文字を掘ってスタンプ。 そしてそして、腕毛のように針を植えて剣山にすれば生け花も。 最後に、車輪を3つ付けて移動可能。 そう、これは多機能オブジェです。 ![]() さて、最終案が次のイラスト。 A:孫の手、B:時計、C:物差し、D:車輪。 多機能オブジェではありますが、機能を絞りました。 ![]() 色に関して言うと、ピンクに塗った未完成の状態で西武の展覧会に出してみました。 展示してみるとイマイチのインパクトだったので、より不気味にしようと思いクライン・ブルーをイメージした青に塗り直す事に。 次回は実際に作ったオブジェを解説いたします。 KS |
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