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THIS IS THE MOODY BLUES
THIS IS THE MOODY BLUES
イギリスの往年のバンドTHE MOODY BLUESの1974年のアルバム「THIS IS THE MOODY BLUES」を紹介します。

僕は元来ベスト・アルバム、コンピレーション・アルバム、ライブ・アルバムは好きではありません。
ですが、このアルバムはタイトルやジャケットで分かる通りベスト・アルバムです。
(このような類のアルバムを取り上げるのはこれが最初で最後でしょう。)

このバンドのアルバムを聴いたのはこのレコードが最初でした。
素晴らしい楽曲が多いのですぐに好きになり、他のオリジナル・アルバムも聴いてみたくなりました。
インターネットなど無い時代で聴くのに長年かかったのですが、結果的にこのアルバムが最も良かったでした。
同じ曲でもこのアルバムで聴いた方が何故か良いのです。

当時は分からなかったのですが、このベスト・アルバムは単にヒット曲を並べたものでは無かったのです。
曲と曲との関連性、並び順が綿密に吟味されており、曲同士も繋がって流れるように構成されているので、全体で1枚(実際は2枚組)のコンセプト・アルバムのような印象です。
MOODY BLUES-
ムーディー・ブルースのオリジナル・アルバムも基本的にどれもコンセプト・アルバムです。
僕の印象では、全体的に甘ったるく、妙に大仰で芝居がかった構成に聴いてるこちらが恥ずかしくなるような部分もあります。
曲は良いけれどアルバムはあまり好きになれない、というバンドでした。
余談ですが、アメリカでも70年代に人気があったようですが、とても不思議な感じがします。

さて、このベスト・アルバムは、新生ムーディー・ブルースのアルバム1枚目から7枚目から選曲されています。
ムーディー・ブルースは名前の通り、当初はブルースの影響を受けたブリティッシュ・ビート・バンドでした。(ビートルズとも仲良し)
しかし、シングル・ヒットに右往左往する活動に嫌気がさし、メンバーを入れ替えてアルバム主体のバンドとして生まれ変わりました。
これら7枚のアルバムでバンドとしての活動に一応の終止符を打ったところで、この素晴らしいベストを出した次第です。
(但し、バンドはこの後活動を再開しましたが。)

7枚のオリジナル・アルバムの中では、新生1ST(通算2ND)である1967年のアルバム「DAYS OF FUTURE PASSED」が一番。
THE MOODY BLUES DAYS OF FUTURE PASSED
「永遠の昼下がり」や「サテンの夜」などの名曲が入っており、バンドとオーケストラとが交互に楽曲を奏でるアルバム構成も斬新だったと思います。
そういうのってその後もあまりないですよね。
(ビートルズのアルバム「イエロー・サブマリン」もこういう構成にすれば「オーケストラのB面は聴かない」なんて事は無かったのに、と思います。)
しかし、ラストの「サテンの夜」の後にドラが鳴るのはあまりにガッカリな演出、ベスト・アルバムではドラを削除するという改善もなされています。

KS

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[2023/06/30 11:15] | 音楽 1 | page top
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