![]() BS11の「魅惑のアクアリウム」を見ています。 元々はアニマルプラネットが放送していたリアリティー・ショー「TANDED」のようです。 ニューヨーク出身だけどラスベガスで家族経営の水槽メーカーを営む面々が、様々な客の様々な要望に応えて水槽を作る、という番組です。 このように書くととってもつまらなそうだし、敢えて見る気はしないですよね。 「なに? 水槽? それが?」ってね。 僕も初めはたまたま何となく見ていただけでした。 ![]() しかし意外と面白いのです。 なぜか・・・。 水槽メーカーの2人のおっさんとその会社の人達がアホでおかしい事がひとつ目の理由。 たかが水槽と言っても工夫次第で思わぬものができる事がもうひとつの理由。 分厚いアクリルを曲げたりその制作過程自体が興味深い事が残りのひとつの理由。 ![]() 出演者は、アイデアマンのブレット、彼の妹と結婚したウェイド、ブレットの父親である社長、その他あれこれあれこれ。 このような人達がバカな事を言いあってけんかしながら・・・素晴らしい水槽を作っていきます。 水槽だけでなく、中に入れるオブジェを自作したり、魚やサンゴを選んだりしています。 魚にもある程度詳しいみたい。 客との最初の打ち合わせの時、ブレットが思いつきでユニークな水槽を提案します。 そしてそれが自分達の首を絞め、社内でけんかが始まる、という話の繰り返しです。 結果的に唯一無二の魅力的(?)な水槽が出来上がるんですけどね。 ピンボールの水槽、ベッドの水槽、冷蔵庫の水槽などなど。 ![]() でも何となく心配なのは・・・ アクリルを接着剤で貼り合わせて水槽を作っていますが、ちゃんと長持ちするんだろうか? 変な形や巨大なものもありますが、水換えや掃除がちゃんとできるんだろうか? 魚は変な水槽を気に入っているんだろうか? ![]() 最後にもうひとつ気に入ったのは、飛行機でも作れそうな広大な作業スペースでちんけな水槽なんかを作っている事です。 「アメリカは土地が余っていると言っても広すぎだろう」とも思うのですが、やはりものづくりは広いスペースでやらないとダメですね。 自分がやっている建築設計も、広いアトリエで考えないとダメだと思っています。 (広くても人口密度が高いとダメですが。) KS |
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