 天王洲アイルにあるTERADA ART COMPLEX ⅠⅡに行ってきました。 （ⅠⅡというのは2棟あるからなのですね。） ここに来たのは何年振りか。 以前は1棟だけは入れたと思うし、前よりきちんと環境整備された感があります。 この建物は元倉庫だと思いますが、各階にテナントの画廊が入っていて、楽しく見て回る事ができます。 難を言えば、エレベーターが倉庫用なので（面白いけれど）巨大で動きが鈍い事でしょうか。 これから気に入ったものを紹介していきます。 まずはTERADA ART COMPLEX ⅠのギャラリーANOMALYで見た玉山拓郎の「SOMETHING BLACK」です。  扉の中から工事でもしているような不穏な音がするのでちょっと躊躇しましたが、入ってみるとこんな。 画廊では珍しい大がかりなインスタレーションでした。 天井の高い密室で行われていたので、まずいものを見たような秘密めいた怪しさもありました。  赤と黒の空間じゃなければどうって事ないのかもしれませんが、案外迫力がありました。 見る人は黒いオブジェの間を縫ってさまよう事になります。 元倉庫の画廊ならではの催しと言えるでしょう。  KS |
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