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心ときめく花と暮らし
東大の裏にある弥生美術館・竹久夢二美術館で「田村セツコ展」と「夢二が描いた心ときめく花と暮らし」を見ました。
この二つの美術館は館内で繋がっているので、実質ひとつの美術館と言えるでしょう。

まずは弥生美術館から。
残念ながら、何といってもまずこのアプローチが悪い。
写真は門をくぐり抜けたところなのですが、なんだか安物の集合住宅のよう。
門の外から見た眺めも、正直「えっ、ここ?」という感じ。
竹久夢二の美術館なら、せめて大正浪漫の雰囲気だけでも漂わせてほしかった・・・・。
特に特に左側にあるカフェが良くない。
外にごたごた貼りだしたメニューやら看板やらが、とてつもなく貧乏くさい。
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そこでやっていた「田村セツコ展」、これはまあまあでした。
というのも田村セツコさんは私が小さいころに、少女雑誌でよく見かけた懐かしいイラストレーター(当時は挿絵画家?!)だったからです。
かわいくてちょっとおしゃれで生き生きした女の子、見覚えがあります、この顔に。
御年85歳、変わらず少女を描き続ける永遠の少女田村セツコさん、どうぞご活躍を!
田村セツコ展
次に竹久夢二美術館。
外側からしてなんか新建材くさいのです。
IMG_1582-.jpg
この外観、左側の茶色のレンガ風タイルの建物が弥生美術館、その隣にくっついているピンクと白の建物が竹久夢二美術館。
つぎはぎですが、そのつぎはぎの面白さを狙ったというのではなく、とりあえずこうなってます的な感じ。
自分ちで無理して美術館やってますーという雰囲気であります。
もうちょっとなんとかしようよー!!
IMG_1581-.jpg
そこでやっていた「夢二が描いた心ときめく花と暮らし」は、これもまたしょぼかったです。
夢二は桜が好きで、桜の花を散らした着物姿の女性を多く描いているそうです。
植物のスケッチもいくつか残されているそうですが、コレクション全体として見るべきものはありませんでした。
心ときめく花と暮らし
夢二の美人画を期待して、地方から見に来た人にはさぞがっかりでしょう。
表で外国人観光客らしき人が写真を撮っていましたが、感想はいかに?

SS

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[2023/03/25 16:27] | アート 3 | page top
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