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エゴン・シーレ
エゴン・シーレ-
上野の東京都美術館「エゴン・シーレ展」を見ました。

って、これ反則じゃないですか。
展示されているエゴン・シーレの絵の割合が低いのです。
Bunkamura ザ・ミュージアムなんかがお得意の「それ以外の絵描きの絵が多い」展覧会でした。
「エゴン・シーレとその関係者多数展」とすべきでしょう。

これでいいなら、同じ内容で「クリムト展」って事でも良くなります。
僕としてはココシュカ君なんかも見られて良かったのですが、そういう問題じゃないですよね。
今回は無料チケットだったし、エゴン・シーレ君を特に好きな訳じゃないので、目くじらを立てる程ではないのですが、2200円を払った人はどうなのでしょうか。
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いずれにしても最近の美術館の観覧料は高すぎ。
収蔵品の大掃除的なハッタリ企画も多いし。
こんなんじゃ客も少なくなって、そうするとまた値段が上がるのでしょうか。
・・・という事で、僕自身は町場の画廊(無料)で絵を見る事が多くなってしまいました。

さて肝心のエゴン・シーレ君ですが、混じり物の多い展覧会でしたが、彼の絵もある程度枚数は揃っていました。
意外ですが風景画(センス良し)も描いていたようで、それらを見ることができたのは良かったです。
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それからそれから、エゴン・シーレ君が捨てた恋人(モデル)の「悲しみの女」があったのも良かったです。
よく見ると、悲しんでる女の後ろにエゴン・シーレ君本人が不気味に顔を出しています。
怖いですね。
エゴン・シーレ君の絵はあまり好きじゃないのですが、これ最高。(欲しくないけどね。)
悲しみの女-
それからそれから、エゴン・シーレ君がその後世間体を考慮(?)して結婚した相手の「縞模様のドレスを着て座るエーディト・シーレ」があったのも良かったです。
これら2枚の絵は近くに掛けてあり、学芸員の意地悪さがにじみ出ていました。
縞模様のドレスを着て座るエーディト・シーレ-
それで思い出したけれど、「左ひざを折って座る女」が(多分)無かったのは残念。
これも奥さんを描いていますが、エゴン・シーレ君の毒が注入された後のようですね。
他の2枚と一緒に並べてあれば良かったのに・・・でした。
左ひざを折って座る女-
エゴン・シーレ君はビリー・ジョエル君の親戚みたいな顔をしていますが、早熟でスタイリッシュな絵描きでした。
28歳の若さで亡くなりますが、理由が麻薬なんかじゃなくてスペイン風邪とは・・・とほほ。

KS

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[2023/02/21 13:41] | アート 3 | page top
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