![]() 近所のKATSUYA SUSUKI GALLERYで、岩崎奏波個展「⽉はとなりの部屋に」を見ました。 名前から男性かと思ったら、ご本人が出てこられて、若い女性でした。 画風はちょっとシャガールを思わせるモチーフが点在しておりますが、色数が絞られているので、もうちょっと禁欲的でしょうか。 見えるものと見えないものが同時に存在していることを意識して描いているそうです。 この世にあるものは回り回って繋がっている、ということでしょうか。 ![]() 次の写真の2点、左側は小さな作品ですが、私は割と気に入りました。 なんとなくもの言いたげな表情の馬?ヤギ?が窓から顔をのぞかせています。 縁取りのにょろにょろしたグリーンも気になるモチーフです。 右側は比較的大きな作品ですが、ヤギ?ヒツジ?(でも脚はクマ?)がキャンバスを食いちぎって、穴をあけています。 ほんとにキャンバスには穴が開いていて、その奥にある緑が見えます。 この動物は奥には緑があることを知っていて、そこを食い破ってみたのでしょうか? 見えない世界が奥にあることを知っている、でもそこへ行くのは容易じゃなさそうです。 ![]() SS |
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