![]() 清澄白河にある江東区深川江戸資料館に行ってきました。 ここには以前から行ってみたいと思っていました。 何があるのかというと、江戸時代末期の深川佐賀町を再現した実物大の街並です。 イラストの通りのものがあります。 ![]() 以前行った中川船番所資料館ではズッコケましたが、今回のものはなかなかです。 中川船番所資料館と同じく室内に当時の建物を再現しているのですが、こちらは街並として所狭しと建物が建っています。 これが見たかったのですね。 ![]() 展示会場は地下1階からの吹抜で、室内なので温度・明るさ・音等を自由に設定できるメリットがあります。 行った時は夕暮れ時(照明や効果音)のような感じで、良い雰囲気でした。 わざとらしいと言えるかもしれませんが、暑くも寒くもなく雨も降らないので助かりますね。 また、周りのビルが見えたり、車の騒音が聞こえたりしないのも(消極的な意味ですが)良い点です。 本来は屋外に再現されていると良いと思いますが、現在の日本の薄っぺらで小汚い街中の一角にあってもぜんぜんダメなので、室内なのも仕方ないでしょう。 いずれにしても昔の街並の方が良かった、というのは悲しい話です。 ![]() さて、江戸(東京)では城や大名屋敷のような為政者の建物よりもやはり庶民の建物でしょう。 各々の家の造りも興味深いのですが、体感して欲しいのは家と家との狭間の路地です。 何度も通ってみたくなるような趣のある横丁になっていました。 家の中を通して向こう側の外の景色が見えたりするのも、重層感があって新しい発見でした。 ![]() そして江戸と言えば水路なのですが、それもちゃんと再現されていて船宿もありました。 川縁には川越にあるような火の見櫓も再現されています。 それを見上げると、会場は結構天井高のある空間なんだな、と分かります。 ![]() このようにそれ程広い街並では無いのですが、路地をくねくね歩き回って楽しめます。 できる事なら各々の建物内に入れるようになっていたら良かったのですが。 ![]() ここは外国からの観光客も喜びそうな(隠れ家)施設だと思います。 街並は常設されていて入場料も安いので、是非行ってみてください。 KS |
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