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DOWNTOWN
PETULA CLARK DOWNTOWN
PETULA CLARKの1965年のアルバム「DOWNTOWN」を紹介します。

御存知イギリスを代表した歌手・女優ペトゥラ・クラーク君の全盛期(60年代)のアルバムです。
もしピンと来なければ、ミュージカル映画「チップス先生さようなら」でピーター・オトゥールの相手役を務めていた女性です。
それでわからなければビンテージな音楽の人なんで、当時を知っている年齢の方に聞いてみましょう。

ペトゥラ・クラーク君もマリー・クワント君と同様、スウィンギング・ロンドンを体現したとお方と言えるでしょう。
このアルバムはシングル「DOWNTOWN(恋のダウンタウン)」の世界的大ヒットを受けて作られました。
イギリスのバート・バカラックとも言われたトニー・ハッチ君(DOWNTOWNの作曲者)が、プロデュース、アレンジ、そして数曲の作曲と大活躍しています。
アルバム・タイトル曲がトップじゃなくてラストという曲順も、当時としてはなかなか良いアイデアじゃないでしょうか。
PETULA CLARK
曲の方の「DOWNTOWN」は元気の出る名曲で、アメリカではヒットチャート第1位になりました。
けれども地元イギリスでは、ビートルズの「I FEEL FINE」を抜けず第2位が最高だったようです。
「これまでの曲」と「これからの曲」との競い合いみたいで、象徴的なランキングだったようにも思います。

そう、ペトゥラ・クラーク君の音楽は「ビートルズ以前のポップス」なんですね。
(そういう事とは別にビートルズとは仲が良かったように聞いていますが。)
余談ですが、アメリカのおバカなニュー・ウェイヴ・バンドTHE B-52'Sも「DOWNTOWN」をカバーしてましたね。
THE B-52S
ペトゥラ・クラーク君のアルバムの方は、60年代のスウィンギング・ロンドンの空気を体感できる心地よい出来です。
まだこの頃はトータル・アルバムやコンセプト・アルバムのようにアルバム全体をまとめ上げる発想は無かったと思うのですが、(単に曲の羅列なのに)纏まりを感じるのはトニー・ハッチ君の才能とセンスではないでしょうか。
勿論ペトゥラ・クラーク君の歌唱力もありますけどね。

最後にアルバム・ジャケットですが、この頃のものは古き良き雰囲気はあるかもしれませんが、デザイン的には特筆すべき事のない残念な仕上がりになっています。

KS

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[2022/12/09 09:22] | 音楽 1 | page top
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