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MARY QUANT
MARY QUANT-
渋谷のBUNKAMURAザ・ミュージアムで「マリー・クワント展」を見ました。

彼女は1960年代ロンドンのモードの旗手で、ミニスカートを広め「スウィンギング・ロンドン」を体現した人と言って良いかもしれません。
ファッションが一部の富裕層のためのオートクチュールだった時代に、25歳で若者のためのブティック「バザー」を開店。
自分が着たいと思う服を作りました。
自由に動けて踊れて、値段も高くはない。
若者でも自力で購入でき、楽しむことができる、これはほんとに画期的だったのです。

これが大当たりし、店には外国からもお客さんが押し寄せました。
彼女はデザインに専念し、パートナーがビジネスを切り回し、ブランドのスタイルを確立していきます。
モデルのツィギー、ヘア・アーティストのヴィダル・サスーン、ビートルズ、ローリング・ストーンズらと時代を代表する立役者になっていきます。
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自分の目の前で時代が躍るような感覚、これは体験すると面白かったでしょうね。
彼女はミニスカート、ポリ塩化ビニールのレインウェア、ジャージー素材のドレス、男性用の生地を女性向けのドレスに仕立てたり勇敢に挑戦を続けます。
また、お金のない人でも家で自分でマリー・クワントの服を作って着られるように、型紙の販売もしました。
「自由に、自分らしく。」を貫いた伝説のデザイナー、その服は私の記憶の中にも生きていて、女性が活躍する新時代の新しい風を感じたものでした。

SS


ファッションを中心にスウィンギング・ロンドンに浸れる楽しい展覧会ではないかと期待していました。
・・・が、行って見ると60年代の女性用古着が並んでいるだけでした。
会場には洋服好きそうなオバはんがやけに沢山いてその方々にはいい(?)のかもしれませんが、当時の文化全般に敏感に反応する人達にとっては退屈な催しでした。
マリー・クワント云々がつまらないという事ではなく、展覧会主催側の視野の狭さとサブカルチャーに関する勉強不足でしょうか。

KS

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[2022/12/07 08:02] | デザイン | page top
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