![]() 渋谷のBUNKAMURA GALLERYで笹尾光彦展「花のある風景」を見ました。 うん、この人のこの絵には見覚えがあります。 以前も同じ場所で見たように思います。 特徴はなんといっても「赤」。 赤をテーマにいろいろな風景が展開していきます。 今回は特に赤いソファがモチーフのようで、一つだけ置いたり、二つ並べたり、ちょっと大きめのラブチェアが置いてあったりします。 絵全体に温かみがあり、部屋にあるとちょっといい気分になれるかな、という印象です。 「赤」の画家というだけのことはあって、その扱いには熟練工のような技があります。 赤がどぎつくなく、爽やかで、他のモチーフと心地よいリズムを生み出しています。 赤と白、赤と青、その組み合わせ・量のバランスが絶妙なのですが、試行錯誤を重ねたものなのでしょうか、それとも気の向くまま一気に描き上げたものなのでしょうか。 ちょっと今回気になったのは、絵の中にもろにマティスやウォーホールやホックニーの絵が描かれていることです。 これって著作権侵害にはならないの? (別にいいんだけど・・・!?) SS |