fc2ブログ
OVI★NODATE & MIZUYA 1
0043-.jpg
私たちが考えた変なもの「OVI」の紹介です。
(過去のOVIの記事はココをクリック)
ガイア・アソシエイツのホームページにも掲載されているのでご覧ください。

今回は「NODATE & MIZUYA」です。
インテリアの協会が「カラーセッション」という展示会に出展するので、インスタレーション作成を依頼してもらったものです。
前回の「INTERLOID」が好評だったので、私にも依頼が来たようです。

カラーセッションということなので、色彩的にインパクトのあるものにしようと考えました。
作品の作成には、ほとんど色紙を使う(閉鎖空間で作成作業を行なうため、塗装ができない)ことがわかっていたので、それならいっそ色紙の質感の無さを逆におもしろく使っていこうと思いました。

ちょうどそのころ茶道に凝っていたので、テーマは野点にしようと決めました。
展示場は屋内ですが、そこを屋外と見立てて、紙でできた極彩色の野点の装置を作ることにしました。

野点というのは、屋外でお抹茶を点てることですが、ふつうは大仰な装置は使われません。
茶箱に入ったお茶の道具を持って、赤い傘と毛氈をもってお出かけします。
でも、こんな風に庭の一部に設えがあって、そこでお茶を楽しめたらいいなぁと思い、その装置を作りました。

で、まずしたことは、精巧な模型を作ることです。
どうです?すごいでしょ?
本物そっくりでしょう!!
IMG_0213-.jpg
上から見ると次の写真のような感じ。
右手奥には小さな滝があり、湧き水が流れています。
この水を利用してお茶を点てます。
赤い毛氈がひかれたステージがあり、ちゃんと炉も切ってあります。
赤い天蓋の真ん中には突き上げ窓があり、月光も拝めます。
蹲や飛び石もあり、左手奥には水屋もあります。
ある程度本格的なお茶会も催すことができるのです。
IMG_0212-.jpg
さて、こちらがホンモノ。
小さな滝と湧き水もちゃんとホンモノです。
実は、これはコップ1杯の水を循環させて滝に見せる(もちろん給排水何もいりません。)装置なのですが、メーカーの人に「いい宣伝になりますよ!!!」と言って、借りてきたものなのです。
見えますか?赤い毛氈の上にはちゃんと水入れ・茶杓・茶碗・棗がセットされています。
0051-.jpg
水屋の入口扉を閉じたところです。
緑と黒のコーディネートがきれいでしょう?
0073-.jpg
扉を開けると、次の写真のようになっています。
模型写真をもう一度見てください。
実はこの水屋の外壁は2重になっていて、黒い壁の内側に、黄緑色の壁がもう1枚建っています。
なぜ2重構造にしたのかというと、模型を作っていて気が付いたのですが、壁を2重にすることによって、見る角度によって、違う色が重なり合って見えてきて、おもしろいのです。
外側の壁は表が黒で中が黄色、内側の壁は表が黄緑で内側が赤紫。
そこに赤い什器が重なり合って、おもしろい景色が展開していきます。
よりインパクトを強めるために、外側の床は青、内側の床は赤にしてみました。
床の赤は什器と同じ色で、床がモコモコ立ち上がって什器になったイメージです。
0065A-.jpg
続く。

SS

このブログが気に入ったらクリックしてください!

[2022/11/03 08:04] | OVI | page top
| ホーム |