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ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品
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初台にある東京オペラシティ アートギャラリーで「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」という展覧会を見ました。

これは珍しい企画だと思います。
つまり、芸術家ライアン・ガンダー君がギャラリーが所有している他の人の作品を選んで並べて見せる、というのです。
あまりやりませんよね。
よっぽどネタやカネが無いのか?

同時開催のライアン・ガンダー君自身の展覧会をみて、この人は冗談も得意だけれどシニカルな人のように思いました。
イギリス人ですしね。
この展示も一筋縄ではいかない雰囲気が漂っています。
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会場に入ると、右側の壁に絵がゴチャゴチャ貼ってあり、左側の壁にその絵と同じ大きさの枠取りと説明が書かれています。
律儀に絵をひとつずつ見ていくと、説明書きは後ろの反対側の壁にあるのでとても見にくいです。
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また、絵は全てモノトーンのものが選ばれており、(ギャラリーの収蔵品が全てモノトーンなのでなければ)作為的ですね。
そして、ふと気がついたのですが、展示スペースの中心から左右対称に絵が飾られているのです。
絵に同じものはないので、似たような柄の絵かつ似たような大きさのもので対称形を構成しています。
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なんて真面目に書きましたが、これはライアン・ガンダー君の馬鹿げたジョークじゃないかと思いました。
彼は各々の作品なんてどうでもよかったのでは。
いっぱいある絵を単に模式的に飾ってみようと思いついただけなのでは。
タイルか何かを貼るように、全体で模様のつもりなのでは。

他人の作品をいちいち吟味して選ぶなんて面倒だし興味の湧かない事なので、このような素晴らしい暴挙に出たように思うのですがどうでしょうか。
勿論、クソ真面目なギャラリーの人達には何も言ってなかったりしてね。
主催者はからかわれているだけかも。

KS

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[2022/08/27 11:02] | アート 3 | page top
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