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FUTURE GAMES
FUTURE GAMES
イギリスのバンドFLEETWOOD MACの1971年のアルバム「FUTURE GAMES」を紹介します。

ファンなら「え、何で?」と思うかもしれませんね。
ブリティッシュ・ロック・ファンなら名ギタリストであるピーター・グリーンがいた初期のブルース・ロックが良いと思うだろうし、アメリカン・ポップス・ファンならスティービー・ニックスなどが参加してバカ売れした後期のポップ・ロックが良いと思うでしょう。

ところがどっこい、僕が薦めるのはその中間の一見地味~なあまり知られていない時期(70年代前半)の作品です。
このブラック・ボックスのような期間はメンバーチェンジが多く、サウンドも煮え切らないと感じる人もいるでしょう。
音楽性としてはブルースでもなくそれ程ポップでもなく、試行錯誤をしている感じでしょうか。
けれどもアルバムは毎年のようにリリースしていました。
そうです、売れないけれど地道に活動していたのです。

そしてその期間の内、ダニー・カーワン君、ボブ・ウェルチ君、クリスティン・マクヴィー君がフロントに揃っている時期が特に良いのです。
メンバーの写真を見ると、皆さんが知っているフリートウッド・マックとは何か違うでしょう。
面子もそうだけど、何か張り切ってないし、みんなどこ見てんだ。
FLEETWOOD MAC1971
音楽性はというと、繊細なカーワン君の曲、キャッチーなウェルチ君やマクヴィー君の曲がうまく絡み合っています。
初期のブルース色はなくなり、フォーク・ロック的、シンガーソングライター的とも言えます。
その連中が発表したアルバムがこの「FUTURE GAMES」と翌年の「BARE TREES」です。
BORE TREES
どちらも良いですが、特に「FUTURE GAMES」はサラサラと流れるような心地良い、ジャケット通り(?)のアルバムとなっています。
地味と言えば地味で穏やかですが、原点回帰的で自然志向的な当時の潮流のひとつをうまく表現しているのでは。

KS

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[2022/05/12 13:44] | 音楽 | page top
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