![]() 前回と同じく東京オペラシティ アートギャラリーで水戸部七絵という画家の展覧会を見ました。 (妻の見たがっていた)ミケル・バルセロ展と抱き合わせという感じで、会場の最後の廊下に(わざとだろうけれど)雑然と展示されていました。 僕は水戸部君の絵が当初の目的だったんですけどね。 ![]() バルセロ君も水戸部君も絵具を盛り上げて絵が立体的になっているという点で似た感じがあるので、前座的な扱いの水戸部君は損をしているようにも思えました。 手法が似てると何か比較されちゃいますよね。 ![]() という事で早速比較すると・・・ バルセロ君の絵は、それなりに完成度が高く、それなりに洗練された印象がありました。 思いつきで描いている雰囲気もあるのですが、「出来上がりの効果」がよく練られてるのようにも思われました。 ![]() 一方、水戸部君の絵は粗削りで直情的、まだ底が浅いようにも思いました。 逆に言えば、パンキッシュでストリートの臭いがして、自分の家のアトリエに飾るならこちらかな。 関係ないけど会場はまだ絵具の臭いがキツイでしたよ。(そんな展覧会初めてじゃ。) ![]() 帰りに売店に寄ったら、水戸部君の絵らしきものがいくつも売られていて、どれも売却済みになっていました。 結構人気あるのかな? 興味のある人は3/25(金)まで。 KS |
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