
品川富士の続きです。
早速行ってみましょうか。
緑が鬱蒼とした辺りを目指して第一京浜を歩いて行くと、長い階段が目に入ります。
これは(由緒あるらしい)品川神社へのアプローチですが、今回はどうでもよろしい。

途中まで階段を登ると、左側に鳥居と富士塚の登山口(?)があります。
よく見るとご丁寧に一合目とあります。
大分階段を登ってきたのにまだ一合目?
・・・なんていうツッコミよりも、「やっぱりここは富士塚だったんだ!」と確信したのでありました。
品川富士という名前は、家に帰って例の本「ご近所富士山の謎」を見て、後からわかった事なんですけどね。

注意して歩いて行くと「~合目」の合目石がやたらとあります。
というか・・・短い距離で「~合目」「~合目」なんて生真面目なのか、おふざけなのか???
というか・・・「~合目」なんて表示すること事体江戸庶民の粋なのか。人を小馬鹿にしているのか???

さて、登山口から少し進むと、すぐに富士塚の山頂が見えてしまいます。(次の写真)
姿形は富士山というよりも巨大なウンコ。
例の本「ご近所富士山の謎」によると「本物の富士山を模した岩肌」とあり、確かに黒いイガイガの溶岩のようではありました。
残念ながら、幼い頃に富士山の五合目までしか行った事がない僕にはピンと来ませんでしたが。
富士塚というものは、山の全体像よりもディテールに凝って造られているのでしょうか。

・・・何となく阿呆臭くなってきましたが、次回は山頂を目指して本格登山です。
続く。
KS