fc2ブログ
COLOSSAL YOUTH
COLOSSAL YOUTH
YOUNG MARBLE GIANTSの1980年のアルバム「COLOSSAL YOUTH」を紹介します。

ウェールズのポスト・パンク・バンドなどと言われていますが、恐れる事はありません。
拍子抜けでスカスカの親しみやすいサウンドです。
と言うか、カテゴライズしにくい音楽でしょう。
ある意味音楽って分類されたら半分寿命が終わったようなものですが。

80年代のニュー・ウェイヴのグラマラスな音楽に交じってこんな音楽も生まれていたなんて不思議です。
ニュー・ウェイヴってシンセ・ポップ以外にも色んな潮流があったんですね。

このバンド・メンバーのように、ウェールズ出身のミュージシャンには昔から癖ある人達がいます。
ブライアン・ジョーンズ君(ローリング・ストーンズ)とかジョン・ケイル君(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)とかカール・ジェンキンス君(ソフト・マシーン)とか・・・どれも古いしいまいちメジャーじゃないな。

僕はこのバンドの何とも素人臭くてプリミティブな音楽性(?)をとても気に入っています。
間抜な演奏や無気力なヴォーカル・・・そして安っぽいリズム・ボックス。
そう言えば、同時代のイギリスのバンド、エコー&ザ・バニーメンの名前の由来もドラム・マシンでしたね。
皆さん、バンドを組んでもドラマーや太鼓の手配に苦労するんでしょうか。
YMG-.jpg
ところで、クラシックの人や愛好家はこういう音楽を理解しないのでは。
昔、「ビートルズは発声がなっていない!」などと素晴らしき持論を語っていた日本人オペラ歌手もいました。
このバンドもそんな原理主義的な方々が槍玉に挙げる音楽の典型でしょう。
「こんなものお金を取る音楽じゃね~。恥を知れ!」ってね。

そのような的外れな意見とは別に、このアルバムに難があるとすれば・・・
陰気でイマジネーションの湧かないなジャケットでしょうか。
オリジナル・アルバムはこれ一枚だし、バンド名もとても魅力的なのに残念な事です。
ジャケット・デザインが良ければ、もっと皆さんの隠れた愛蔵盤になっただろうに。

さて、僕が初めてこれを聴いたのは・・・
企業の新入社員として1年間研修寮に入れられていた時で、同室で親しくなった同期からカセットテープを貸してもらったのです。
チープな演奏だとは思いましたが、何となく気になって長くて辛い通勤時に毎日ウォークマンで聴いていました。
最初は「気が抜けるな~?」って思っていましたが、そのうちヤミツキになったのです。
借りたのは普通の録音用カセットテープだったので、陰気なジャケットを知ったのはそのかなり後でした。

最後なりましたが、バンドのメンバーはモックスハム兄弟とアリソン・スタットン君のトリオです。
スタットン君はその後WEEKEND(山本コウタローではありません)のメンバーとしてアルバムを出しています。
そっちも聴きはしましたが、ちょっとオサレな感じなんで、僕としてはそれ程・・・。
インディーな人気はあるようなので、興味があればどうぞ。
因みに「LA VARIETE」のジャケットはこんな。(前よりマシだけど相変わらずセンス悪いな)
LA VARIETE
KS

このブログが気に入ったらクリックしてください!

[2021/06/09 11:15] | 音楽 1 | page top
| ホーム |