渋谷のディーゼル・アート・ギャラリーでJUN OSONという人の「D_I_S_T_A_N_C_E（ディスタンス）」を見ました。

ジュン・オソンといっても日本のイラストレーターのようです。（この人について知識ゼロ）
しかしながら、その絵はどこかで見た事があるような感じがします。
イラストレーターとしては売れっ子さんですかね。
展示のテーマは「ディスタンス」。
そうです、コロナで合言葉のようになった「ソーシャル・ディスタンス」です。
この人は部屋で一人音楽を聴いている死神？！

こちらはみなさんおなじみになったWeb会議ですかね。
これって疲れるんですってね。
そりゃそうでしょう、こんな風にみんなで喋るように人間はできていませんから。

これは距離を保ってそれぞれの行動を起こしている人々です。
いろいろな人がいますが、どこか寂し気ですね。
死神くんもいます。

これは、ひとりスマホを握りしめて見入る孤独なワンちゃんです。
こんなふうに過ごしている人もたくさんいることでしょう。
チラシに載っているこの作品は、もうちょっと彩色されて、ワンちゃんの表情もよくわかるようになっていましたが、最終は赤一色になったようです。
こうなると赤のカタマリ、固まってしまっている、という表現かな？

それでも、実は一番びっくりしたのが、この作品がすべて売れているということです。
なんということはない作風ですが、共感を覚える人が大勢いるということかしらん？

SS

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