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ALL THIS EVERYTHING
ALL THIS EVERYTHING
PERPETUAL GROOVEの2004年のアルバム「ALL THIS EVERYTHING」を紹介します。

このバンドはアメリカのジャム・ロック・バンドです。
アメリカのジャム・ロック・バンドをブログで取り上げるのは3回目ですね。
グレイトフル・デッドフィッシュ、そして今回のパーペチュアル・グルーヴ。

3つの中では一番新しいバンドですが、日本ではほとんど無名かも。
でもこのアルバム、ジャム・ロックとして、いや一般のロックとしてもかなり素晴らしい事になっています。
ジャム・ロックのアルバムで最高の出来のひとつと言えるかもしれません。
(そんなに沢山聴いてないから分からないけれどね。)

アルバムの最初から曲想のスケールの大きさに飲み込まれ、その滔滔たるうねりに身を委ねる事となります。
執拗にリピートされるフレーズも呪術的な心地よさがあります。
人間って繰り返しが案外好きなんですよね。

演奏は、流行や時代などにびくともしない「王道の音」と言えるかもしれません。
そして比較的新しめのバンドなので、インディー・ロック、サザン・ロック、ファンクなどとの自然な交雑も感じられます。
ただ、僕の好みで言うと、ボーカルが少ししわがれ声なのが残念ではあります。

いつもならこのバンドの他のアルバムも買うところなのですが、あまりに完成度が高いのでこれだけで良いと思っています。
アメリカのレイド・バックしたサウンドが好みなら是非聴いてみて下さい。

ところで、アルバムを選ぶ時の重要ポイントでもある「ジャケット」ですが、今回は良いような悪いような・・・。
サウンドとの繋がりはいまいちピンときませんでしたが、アメリカの古いテレビ番組「タイムトンネル」を思い出しました。
全く関係ないけどね。
[白黒でしか知らなかったトニーとダグ]
THE TIME TUNNEL


KS

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[2020/11/28 08:02] | 音楽 1 | page top
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