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バウハウス 原型と神話
バウハウス100年映画祭
恵比寿の東京都写真美術館で8/28(金)まで「バウハウス100年映画祭」というのをやっています。(ココもクリック)

映画のプログラムは5種類(7作品)あるのですが、全てドキュメンタリーだと思います。
その中で、建築家の事よりもバウハウスの学校自体の話が良いと思い「バウハウス 原型と神話」というのを見ました。
学校に関する全貌が分かり興味深い内容ですが、一般の方は眠くなるかもしれません。
(NHK教育テレビで放映されればそれで十分かも。)
バウハウス 原型と神話
特筆すべきは、当時バウハウスの学生だったおじいさん、おばあさんのインタビューによる学校の様子でしょう。
建築史の教科書的な内容よりも、元学生が見たありのままの実態の方が面白かったです。
著名な教師陣が死んだ時代だからこそ好き勝手に話せるんでしょうが、もっと昔(若いころ)に撮った元学生のインタビューなどがあれば見たいものです。
元学生も出演時(映画製作2009年)にすでに高齢で、それまでに亡くなった人も多いでしょうし、記憶も定かではないと思うので・・・。

インタビューによると、学生は世界中から集まっていて、まるでヒッピーのように全てに自由で、教師も友達のように話しやすく、理想的な学び舎だったようです。
時代からしても超革新的ですね。
学校があった保守的な町の住民からは嫌われていたようですけどね。

バウハウスはナチスに潰されたと言われていますが、実際はその前に自ら閉校したようです。
残念な事ですが、その判断は良かったように思います。
もし無理に学校を続けていれば、遅かれ早かれナチスに協力しなければならない状況になったと思うので、学校の名誉に傷をつける事にもなったでしょう。
閉校で仕事にあぶれたバウハウス関係の建築家達が、イスラエルのテルアビブでバウハウス様式の建築を大量に作っていたのですが、同時期に同じドイツ人が行った蛮行を考えると正に驚きの事実です。

興味のある方はこのチャンスに行ってみましょう。
毎日、異なるプログラムを2本ずつ上映しています。

KS

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[2020/08/20 08:02] | 映画 | page top
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