仕事の帰り道、恵比寿の「リュ・ファヴァー」という一軒家ビストロに寄って昼を食べました。
![]() ほとんどが女性客(おばさん多し)という事からも予想できましたが・・・ ビストロなので料理自体は手頃な値段ですが、量は少ないでした。 味は良いのですが、肉料理と魚料理とでボリュームが全然違うのも反則じゃないかと。 まあ、そんな事はどうでも良くて、ここで取り上げたいのは内装。 一軒家と書きましたが、木造3階建ての小さく古い建物です。 住宅などからの転用か、という雰囲気です。 最近こういった店、増えてますね。 画一的なチェーン店なんかに負けずに頑張ってほしいものです。 今回3階で食事をしたので、店の客席全てを見てまわる事ができました。 そして特筆すべきは内装、特に壁・天井に描かれた絵でしょう。 中でも3階は巨大な昆虫が描かれているので、重く毒々しい色彩と相まって、暑苦しい。 そして緞帳のようなカーテンも掛かっているので、雰囲気がより濃厚です。 ![]() 何が言いたいか、というと「最高な雰囲気だ!」という事です。 デヴィッド・リンチの世界からエロチックな毒を抜いて若干無邪気にした感じでしょうか。 オサレな雰囲気で女性客に媚びよう、という意識が希薄なのが高得点です。 となると、客の方がインテリアに合っていない事に気が付きました。 昼間、晴れた日に営業しているのもイマイチですね。 (陰鬱な曇天の日と深夜だけ店を開けてほしい。) お店は1階でケーキなんかも売っていて自由が丘的健全さなんですが、そのギャップもちょっと・・・。 店員ももう少し「不気味」な感じだといいですね。 (中にはちょこっとそういう人もいましたが・・・プロ意識に欠けるダメダメウエイトレスもいました。) 参考までに2階はこんな感じ。 図柄は大きくて重苦しいですが、毒々しさは抜けています。 ![]() 店は恵比寿ガーデンプレイスのすぐ近くです。 外観は小汚げですが、中を覘いてみてください。 KS |
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