![]() GINZA SONY PARKで「QUEEN IN THE PARK」というのをやっていました。 副題は「クイーンと遊ぼう」って、なんじゃそりゃ。 この階段自体はワクワク感があるので、いつも下りてみたくなるのですが・・・実態は? ![]() (以前のゴーストバスターズの時も思ったのですが)一見面白そうなんで寄ってみるのですが、何かピントがズレているのです。 というか、期待したものが何も無い。 ゴーストバスターズやクイーンの事をやっているふりをして、ソニーのPRをしているのが透けて見えるからなんでしょうか。 今回もクイーン自体を掘り下げている訳ではないので、何をしたいか分からないことになっていました。 この展示の為の馬鹿げた企画会議が目に浮かびます。 ![]() とは言え折角寄ったので、ソニーの新しい音響技術らしいSONIC SURF VRを体験してみました。 短い列に並んだ後に体験室に入ると、帯のように細長いスピーカーを周りの壁に貼り付けたようなものでした。 が、僕がクイーンで最も嫌いな「ボヘミアン・ラプソディ」をバカでかい音で視聴するので、まるで体罰。 (実はクイーン自体も特に好きじゃないんですけどね。) 音は若干立体的に飛び交いますが案外ドンシャリで、昔自宅でBOSEの営業マンに体験させてもらったCDラジカセの方が迫力あったような・・・。 ![]() 極めつけは、歴代のソニーのラジオ70台で「レディオ・ガ・ガ」を鳴らす、というコーナーで・・・死にました。 知り合いの家族の写真アルバムを見させられているようで、何の興味もわきませんでした。 それにクイーンと関係無いじゃん。 ![]() 僕は、クイーンの世代か、と言われれば違うとは言えないのですが、(昨今の映画で盛り上がるような)素晴らしいバンドとは思っていません。 言わば、イロモノか・・・。 ワンマン・バンドじゃないのに、そのように扱われているのもイマイチです。 クイーンは当初、レッド・ツェッペリンの後継者的イギリスのハード・ロック・バンドと目されていたと思います。 僕は3枚目のアルバム「シアー・ハート・アタック」が好きでしたが、その辺りから硬派のハード・ロック・ファンからは見放され始めたと記憶しています。 当時、皆さんの正統派としての期待が大きかっただけに、その後の「なんだこりゃ?」という巨大な落胆があったんでしょうね。 みんなその辺忘れちゃったんですかね~。 僕自身、ヘンテコで個性的なロックは好物ですが、クイーンの変態ロック振りは体質的にゲロゲロでした。 そんな事を思い出しながら、意味不明な展示を後にしました。 KS |
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