![]() 初台の東京オペラシティアートギャラリーでカミーユ・アンロ君の「蛇を踏む」展を見てきました。 アンロ君はパリ生まれの女性芸術家です。 展覧会は終わりが近いのですが、見に行くかどうか迷っていました。 ウェブ・サイトで見るかぎり展示のゴチャゴチャ感は楽しめそうなのですが、アンロ君のドローイングに「おフランス」的なしゃらくささがあって、なんなもな~って思ったからです。 けれど、思い切って(という程でもないけれど)行ってみると、展示のあちこちに危なさや毒が散りばめられてあり、躊躇していたのは杞憂だったことが分かりました。 ヘンテコな生け花、立体作品、広い部屋丸ごとのインスタレーション、映像などセンスの良い多芸が披露されていました。 残念ながら絵画だけはやっぱりしゃらくさくてダメでした。 (勿論、僕の趣味と合わないというだけですけどね。) そのヘンテコな生け花は・・・ こんなだったり・・・ ![]() こんなだったり・・・ ![]() まだまだたくさんありましたよ。 草月流の人なんかが見たらどう思うのでしょうか? (「勉強になります。」とか「基本がなってない。」なんて言わないでほしいけどね。) 僕が気に入ったのは青い部屋。 ![]() うちの家族は青(特にクライン・ブルーのような青)が好きで、僕は飾り物を青く塗り直すし、妻は青いキッチン廻りのものを集めているし、息子は青いオブジェを作ったりしています。 ということで、この部屋はある意味我が家のパラダイス。 展示物の割に部屋が広すぎるかな~とも感じましたが。 ![]() 面倒な解説は読んでませんが、アンロ君の作ったものや好きなものがゴチャゴチャある感じです。 断捨離のおばさん達が喜びそうでもあります。 ![]() 細かく見ると、カウンターにパイがならんでいたり・・・ ![]() いい感じの牛がさりげなく乳を垂れ流していたり・・・ (ウンコじゃないよね。) ![]() 何故か気になるこんなのがいたり・・・ (あちこちにいるんで探してみよう。) ![]() 格好いいこんなのもありました。 ![]() 意外と、現代社会に物申す硬派な感じも。 12/15までなんでまだ間に合いますぜ。 KS |