![]() 目黒美術館のミュージアム・コンサートに行ってきました。 出演はMAMA! MILKという方々で、アコーディオン(生駒祐子)とコントラバス(清水恒輔)の二人組でした。 見るもの聴くのも初めてですが、こんな楽器の組み合わせも珍しいですよね。 「世界各地を巡りながら自由に音楽を・・・」ということらしいですが、今は旅の小休止でしょうか。 最近、美術館など音楽と縁のなかった所でのコンサートって増えてます。 変わった組み合わせ(楽器構成・音楽ジャンルのミスマッチなどなど)の演奏も増えてます。 狙いすぎは興をそがれますが・・・ある意味今回のようなコンサートは静かなトレンドなのかも。 コンサートは美術館入口脇のワークショップ室(普通の展示室)に(60席程度の)椅子を置いて行われましたが、何と満席でした。 皆さん耳が肥えているのか、音楽に疎いのか、風変りな音楽にもたじろぎません。 ![]() 僕に関して言うと、アコーディオンは嫌いな楽器です。 特にパリで流れていそうな音楽は大嫌い。 (いつもサミットストアでも流れています。) ベースについては、(特にライブでは)他の楽器を演奏しながら足で弾くペダル楽器にしたらいいのでは、と常々思っています。 つまり低音をモコモコ弾くのにミュージシャン一人を割くのはもったいないように思うのです。 ラジオなんかじゃベースの音自体聴こえないですしね。 ということで、その二つの楽器の組み合わせなんてどうかな、と思っていたのです。 というか、逆に興味が沸いて足を運んだ次第です。 実際に聴いてみると、とても良いじゃないですか。 アコーディオンはパリで流れていそうな音楽でもあるのですが、ベースと一緒に危ない世界に漂っていきます。 そしてどちらの楽器も、新しい音を出そうと試みているのを感じました。 あと数センチ抽象的になればより良いのでは。 出だしでは1曲聴けば十分かな、とも思いましたが、意外にも1時間楽しむことができました。 演奏者二人の楽器への入れ込みも十分感じる事ができたコンサートでした。 何も知らずに行った分、予想以上の収穫。 KS |
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