![]() ひちろ美術館で「ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ」を見ました。 (前回のちひろ美術館の紹介の続きです。) ショーン・タンはオーストラリアのイラストレーターですが、絵本や映画を作っているので、作品は簡単に見ることができます。 僕も、近所の図書館にある絵本と幾つかの映画のDVDは見ています。 ショーン・タンの作品は好きではあるのですが、良い方(エキセントリックなキャラクター)が出た場合と、悪い方(甘っちょろいキャラクター)が出た場合があるように感じます。 両方が出ている場合もあり、それは悪い方に引っ張られます。 勿論、僕にとっての感想ですが、その辺りが微妙なのです。 (何言ってるか分からないですね???) 展示品は、イラストなどは絵本で見ているので、原画だと言ってもそれほど新鮮味はありませんでした。 原画の大きさも絵本に比べてそれほど大きくないですし・・・。 面白かったのはオブジェ(キャラクター人形?)です。 数は少なかったのですが、次のなんて最高ですね。 もっといろいろ作って、量産して、本に挟んで売り出してほしいものです。 ![]() 仕事場も再現されていました。 いわさきちひろの仕事場よりは「らしい」ですかね。 プロとしては割と普通ではありますが。 ![]() ところで今回の展覧会、いわさきちひろとショーン・タンの展示が明確にエリア分けできていませんでした。 美術館自体が小部屋の集合体なので、ある部屋とある部屋はショーン・タン、その他の部屋はいわさきちひろという感じでした。 というか、普段展示に使っていないあちこちの部屋をショーン・タンの展示に充てたみたいです。 これが水と油みたいで・・・案外奇妙な感じでした。 ショーン・タンの展覧会はちひろ美術館(建築自体)と合わせてお勧めです。 観覧料も安め。 7/28(日)まで。 KS |