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海運王の夢
印象派への旅-1
BUNKAMURAザ・ミュージアムで「印象派への旅 海運王の夢」という展覧会を見ました。

産業革命期に栄えたグラスゴー出身のウィリアム・バレルという人は、家業の海運業を手伝い船舶の売買で大成功し、海運王と呼ばれました。
バレルは事業で成功したあと、絵を買い集め始めました。
印象派の画家たちがお好みだったようです。
その後出てきたキュビズムやシュールリアリズムには関心を示さず、風景・静物・人物をモチーフとしたおだやかな絵が好きだったようです。
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ただ、バレルが自ら買い集めたのではなく、リードという画商から購入したそうです。
バレル曰く「リードは良質な絵画とそれを愛でる心をスコットランドにもたらした功労者である」
このふたりのおかげで、わたしたちはこのコレクションを見ることができるのです。

で、肝心のコレクションはどうかって?
うーん、まぁ例によってといいますか、おなじみのといいますか、ふつうの印象派の絵です。
ストレス多い仕事をしていると、こういう自然や日常風景の絵が心を慰めてくれたのかもしれません。

SS

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[2019/06/01 08:22] | アート 2 | page top
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