![]() 東京都庭園美術館で「キスリング展」を見ました。 前回庭園美術館で見たチラシの絵(上)が、異様で芝居がかっているようで興味が湧いたのです。 馴染みの無い画家でしたが、少し期待していました。 でも良かったのはこの絵だけ。 キスリングは、肖像画や静物画を描いていた退屈な画家でした。 ところで、最近庭園美術館に行くと何か嫌な感じがしてなりません。 特に建物の改修をしてからです。 門の所では守衛のような男にまでチケットを見せろといわれるし、禁止事項の注意書きがやたら多いし。 今回気がついたのですが、展示室にいる係員のおばはんもやたら多いのです。 客がちょっと人と違う行動をとるとアタフタと近づいていきます。 外国人客もあれこれうるさいんで苦笑していました。 (何文句言ってるか分からないだろうしね。) この過剰な監視や管理のうっとうしさが「嫌な感じ」の原因だと今回分かりました。 世の中、気持ちよく見てもらおうと工夫したり、写真OKや体感型の展示が増えている中、何やってんでしょうね。 多分、今後行く回数が減るでしょう。 因みに、多額の公費で改修したであろう外壁は、もうアバタのようにこきたなくなり始めています。 ケッ。 KS |