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遥かなる音盤 6
レコードは聴く程スクラッチ・ノイズが増えるし、擦り減ってだんだん音が悪くなると言われていました。
カセット・テープが普及してくると、買ったレコードをカセットに録音して聴く友人もいました。
レコードが擦り減るのを惜しんでるんでしょうね。
但し、カセットテープは音が最初からイマイチで、何度も聴き込むと音がこもってきます。
テープ自体がワカメのように伸びる弱点もありました。

それ以外の音楽の聴き方としてはオープン・リールのテープがあり、音はいいと言われていました。
知り合いのオーディオ・マニアの家で聴かせてもらいましたが、確かに音はいいですが、扱いや管理が面倒そうでした。
結局、手持ちの数少ないレコードを擦り切れるまで聴くこととなります。

高校時代には、数百枚のレコードを持っている友人も現れました。
彼は毎月数枚づつレコードを買います。
(当時の学生としてはありえない事でした。)
一緒にレコード屋に行くと、とても楽しくないムードを味わえます。
その上、何回か聴いたら音が悪くなるから捨てている、というのです。
捨てるぐらいならおくれ、と言ったのですが、ひとに音の悪いものを聴かせられないそうなのです。
ちなみに、彼は真空管のアンプで音楽を聴いていました。

そうこうしているうちに貸レコード屋が誕生しました。
スクラッチ・ノイズが嫌いなので懐疑的でしたが、ぶつけ本番でレコードを買わなくて済みます。
また、カセット・デッキが普及したので、カセット・テープに録音した人も多いのではないでしょうか。
ジャケットまで写真撮影(勿論フィルム)してカセット・テープのケースに貼りこんでいるマメな友人もいました。
(今もとってあるのかな。)
当時は何でもアナログな手作業だったのです。

僕の考えでは、レコードやテープの欠点は何も解決できていないので、どれもいまいちピンときませんでした。
そして、CDが80年代前半に登場した時は夢が叶ったと思ったのです。
早速ジョー・ジャクソンの当時の新譜「ボディ・アンド・ソウル」を買いました。
けれど、最初は高かったCDプレーヤーが買えなかったので、初めて聴いたのはその1年以上後の事でした。(オバカ)
ボディ・アンド・ソウル-1
もう一回だけ続けるか。

KS

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[2019/02/21 08:05] | 音楽 1 | page top
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