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遥かなる音盤 5
中学時代にカセット・テープ・レコーダーというものが語学用から普及し始めました。
僕も中学入学前に語学練習用を買ってもらいました。
当初はラジカセは無かったと思います。

英語の授業でもオープン・リールに代わってこれが使われるようになり、英語係がレコーダーを持ってくると、授業前にレコードから録音したカセット・テープをかける友人がいました。
録音も最初の頃は、ステレオのスピーカーの音をレコーダーのマイクで拾っていたんだと思います。

毎回かけるのが、エマーソン・レイク&パーマーという新しいバンドのライブ・アルバムで、友人は出だしの拍手で何のライブ・アルバムかすぐ分かる、と自慢していました。
(このバンドはその後、好きだと言うのも気恥ずかしいメジャー・バンドになってしまいましたが。)
このレコードは「展覧会の絵」のロック版で、僕はクラシックで聴き込んでいたので親しみがわきました。
展覧会の絵-1
その友人はベートーヴェンの「運命」の3-4楽章を完璧に空で口ずさめたし、他の友人は次から次へとクラシックをかけてその指揮(のフリ)をする芸をいつも披露していました。
みんなそのくらいレコードを大事にして聞き込んでいたのです。
当時、レコードつまり音楽は使い捨てでは無かったのですね。

ところで、その頃レコード屋にニュー・フォークという変な分類があったように思います。
歌謡曲や演歌でない流行歌のくくりなんでしょうが、和製ロックなども陰ながら存在したと思いますが無視ですね。
この分類はその後、ニュー・ミュージック、J POPと増々ヘンテコなジャンルへと進化(皮肉)したように思います。
後から見渡すと、日本の音楽事情も何ともガラパゴス的ですね。

あと少し続くかも。

KS

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[2019/02/15 10:46] | 音楽 1 | page top
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