![]() 久しぶりに東京都写真美術館に行ったついでに「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」という企画展も見てきました。 この美術館では、いくつかの企画展、映画上映などを同時にやっているのです。 (複数見ると、割引になります。) さて、こちらはいろいろな写真家の作品を集めて一同に並べています。 ポートレートあり、風景あり、日常の1シーンを切り取ったものあり、テーマはさまざまですが、1枚の写真の前に立って見て、分かること・感じることを楽しもうという趣向のようです。 人物だと、写っている状況もさることながら、その視線の先に何があるのか、想像してしまいます。 そこが、この企画のねらいなのかもしれません。 それにしても、アンリ・カルティエ=ブレッソン、アンセル・アダムス、土門拳のような有名どころから、ほとんど名前を知られていないような(それとも私が知らないだけか?!)作家まで、すごいラインナップです。 さすがは写真美術館というだけのことはある?! ちなみに、ポスターになっているのは「ピカソのパン」で、ロベール・ドアノーの作品です。 ピカソのスナップ写真のようですが、よく見ると、テーブルの上に出しているのは、手ではなく、パンです。 それでも、違和感なくこれが指に見えてしまうのは、ピカソという人物の特異なキャラクターのせいでしょうか? 「どう?」という感じで、だれかに視線を送っているような・・・。 それとも、料理が運ばれてくるのを待っているのか? 8/5(日)までやってます。 SS |