![]() ターナーの「ターナー 風景の詩」展を見てきました。 会期ぎりぎり(今後も地方巡回はあるようです)だったので、平日ですがかなり混んでいました。 EVホールから並んでいる行列を見て、ちょっとひるみましたが、せっかく来たんだし・・・、と気を取り直して会場へ。 ターナーといえば(自分としては)水彩画!というイメージでしたが、それだけではありませんでした。 水彩画も透明水彩、不透明水彩の併用、油画、銅版画、鋼版画、その他いろいろな画材を組み合わせて、常に研究していたもようです。あくなき探究心と実験の繰り返し。 この生涯にわたる研究の成果が、風景画に凝縮されているのであります。 200年ぐらい前の人なので、もちろん画像を加工したりできないわけですが、ほんとに感心してしまうのは、直径15センチぐらいの小さな風景画の中に、ものすごい雰囲気と奥行がちゃんと描かれているのです。 一枚の平面の中に広がっている奥深い風景。 なんだかこう、静かに満たされた気持ちになっていました。 SS |