ガイア・アソシエイツで設計した住宅の改修(N4)の続きです。
今回は来客用の部屋です。 最近の住宅では、客間という物自体が少なくなってきています。 ただでさえ狭い日本の家で、死に部屋になりがちな客間などは作らず、その分LDKなどを広くしよう、ということでしょうか。 が、今回の住宅は、ゲストハウス的な意味合いもあるので、所謂応接間が1部屋、来客が泊まれるような客間が2部屋あります。 まずは応接間から。 次の写真の通りですが、プラン的には玄関脇にあり、オーソドックスな配置と言えます。 左の大きな窓からはサンクン・ガーデンが望めます。 サンクン・ガーデンは下階(地下1階)の客間の前庭ともなっています。 ![]() 客間は1階と地下1階にあり、次の写真は1階の方の部屋です。 こちらは和室になっていて、宿泊する場合、人数等の融通が利くようにしています。 窓は3ヶ所あり、外に借景として小さな和風庭園を見ることができます。 壁紙はこの部屋の為の特注です。(天井高に合わせて模様がグラデーションになっています。) 客間には専用のバス・トイレが付いていて、地下1階の部屋にはキッチンもあります。 ![]() 続く。 KS |