ヨコハマトリエンナーレ2017の続きです。
初回に、映像を暗い部屋で見るだけではつまらない、と書きましたが、中には工夫された展示もありました。 次の作品は、分かりにくいですが、手前に立体作品展示があり、奥に映像があります。 手前作品の変化のようなものを映像化しており、見比べられるようになっています。 ![]() 次は、単なる映像と言えばそうなのですが、通路に細長い大スクリーンを設置しています。 部屋に入って見るのではないので閉塞感が無く、簡便な解決方法でもあります。 淡彩のアニメですが、何やら不穏で、通路反対側に皆さん座り込んで見入っていました。 ![]() これは、会場のめだたないところにありました。 映像では無く、昔ながらの鏡を使ったトリックのように思いました、実際の奥行きは数十センチしかありません。 突然の陰鬱なトンネルに戸惑います。 ![]() 他にも、撮影できませんでしたが、ひとつの家のあちこちの部屋を同時に撮影しそれらを同時に見せる、というものもありました。 これは、各々の部屋でミュージシャン達が違う楽器を弾いて全体で合奏になる、というもので、見ている人達も楽しそうでした。 大スクリーンがあちこちを向いて設置され、歩き回らないと全てが把握できないのも良いアイデアでした。 全部同じ方向を向いたモニターを1ヶ所で見られたら楽で把握しやすいですが、単なる監視カメラのチェックのようになってしまうので。 しつこく続く。 KS |