![]() ヨコハマトリエンナーレ2017に行ってきました。 この展覧会、名前の通り3年毎にあります。(3年なんてあっという間じゃな!) 楽しみにしていて、長年行っていますが、だんだん作品がチマくなってきてるように思います。 (大空間の会場もあまり使わなくなったし・・・) 作品の大きさだけでなく、内容も何となくセコっとな。 また、作家数を絞ったのか、傾向を絞ったのか、なんでもかんでも、という感じではなくなりました。 全体のまとまりは良くなって分かりやすくなったと思いますが、ハチャメチャ度、というか、次は何がでるか予想がつかないぶっ飛び感は減ってしまいました。 これは良いのか悪いのか分かりません。 まあ、主催者側も訳の分からない芸術家と付き合うのは疲れる作業でしょう。 その数が多くなるとやってられないのも分かります。 「今回はこういう全体コンセプトだ」って言っても言うこと聞かないだろうし。 だけど、なぜだか分からないのですが、今年は案外楽しめました。 前回多めだった映像作品が減ったからかもしれません。 同じ映像でも、単純に暗い部屋で短編映画のようなもの見せるのではなく、展示空間と絡めて工夫されたものもありました。 映像を観るだけ、というのが多いと、会場自体の活気や見学の自由度が無くなるので、良かったのではないでしょうか。 (3年前の状況は、学校の文化祭で映画作りが流行りだし、どの教室もおとなしく映画上映をしていたのを思い出しました。) さて、まずはメイン会場の横浜美術館から・・・。 玄関ホールに入ると、出迎えたはこんなもの。 アバンギャルドな展覧会ではこういうのはよくいますが、玄関に生息しているとは。 大きさはかなりデカいです。 こういったものは大きさ勝負ですね。 展覧会の後はどうするのかな、なんてことが気になりました。 ![]() そうかと思えば、こんなんもありました。 これは小さい。 壁の高い所にポツンとひっかけてありました。 私はこっちの方が好みだな。 ![]() こういう集合体も好きです。 ![]() 集合しているものは何でもOK。 ![]() これは玄関ホールで幅をきかせていた作品群のひとつ。 ジオラマですね。 よく見ると島で人や木が乗ってます。 こういうのが幾つもありました。 全体としてコンセプチュアル・アートのようですが、こういうチンマリしたものは今様でどうも・・・。 ![]() ということで続く。 KS |
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