![]() 少し話題にもなりました(一般的にはそれほどなってないかもしれませんが)建築倉庫ミュージアムに行ってみました。 寺田倉庫という倉庫の会社が、アートギャラリーなどを天王洲の自社の倉庫群に入れてみた、という感じのものの一環です。 写真のように、倉庫だったようなスペースに無骨なスチール棚を並べて建築模型を飾りっ気無しに並べています。 わざとラフな感じにしたところがウリなのでしょう。 設計事務所の模型置場に入ったような感じです。 (こんな広い模型置場を持つ設計事務所は無いと思いますが・・・というか、模型置場なんて無いかな。) 建築家が見るよりも、一般の人が見た方が新鮮味があるかもしれませんね。 私はというと、ガラス扉が無いので模型の掃除をするのが大変そうだな、などと思いながら見ていました。 (ホコリをかぶった模型って見る気がしないですからね。 それも有料で。 模型は壊れやすいんで、掃除も大変なんです。) ![]() 他の倉庫に入っているギャラリーにも行ってみました。 それらが面白いかどうかは作家によりますが、複数のギャラリーを集めているので楽しめます。 これらの建物は濃いグレーに塗られて「」のマークが付いています。 一緒に行った人は、「こんな建物が幾つも集まっていると、ファシスト的な全体主義を感じるな。」と言っていました。 私は点在する形の違う建物をうまくまとめているな、と感心していたので、人によって色々に感じるんだな、と思いました。 そう言われれば、確かにそうですね。 急に街が寒々と感じました。 ![]() さて、わが設計事務所でも、本棚にブチ込んで放っておいた建築模型の展示スペースを作ることにしました。 今までは、本棚に入りきらなかったものは、ボロっちいものから捨てていたのです。 棚を特注で作ると高いので、柄にもなくフィギュア用展示棚を買ってみました。 見た目は案外良いのに割安なものを見つけたのです。 黒い木製ですが、ガラス棚、枠無しガラス扉、側板にもガラスが入っており、奥の板が鏡です。 照明付もありましたが、(あまりにオタクっぽいという意見もあり)それはやめておきました。 この展示棚、建築模型にもとても良いでした。 奥が鏡になっていると暗い収納でも明るくなることも分かりました。 (これは普段の設計でも使えるかも) さすがオタク用品はよくできています。 ご覧になりたい方はめんそーりよ。 KS |
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