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SAUL LEITER
足跡
ソール・ライターというニューヨークの写真家の展覧会に行ってきました。
私自身、写真家というものについては詳しくないんで、予備知識は無かったのですが、上の写真をとても気に入ったのです。
まるで絵画のようにも見えますよね。
色の具合やレイアウトはロシア構成主義を想起させ、よく見ると足跡の質感もとても良いです。

と勢いづいて見に行ったのですが、気に入った写真はこれとあと数枚だけでした。
ラジオで聞いた曲が気に入ってアルバムを買ったら、いいのはそれだけだった、て感じかな。
(アルバム単位で音楽を聴く古き良き習慣の話です。)
日常を撮った写真が多いのですが、アングルなどが凝りすぎているのか、まるで隠し撮りのような印象のものも多いでした。
(素人から見ると失敗写真のように感じるものも)
写真は1950-60年代のニューヨークが中心でした。
私がチビガキの時、そこに住んでいた頃なので、何となく懐かしさを感じられたのは良かったです。

ソール・ライターは、実は画家でもあり、その作品もありました。
色がパステル調で、可愛らしい感じでした。
というか全体的に、女性の作家の展覧会、といっても違和感が無いように感じました。
なんとなく。

KS

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[2017/06/16 06:58] | アート 1 | page top
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